British isles より神戸へ リミテッドの風。

British isles って?

と実はあまり聞きなれない言葉ですよね。

S.E.H KELLY のこだわりの元な言葉です。

「イギリス(英国)」と日本では一言で あらわすのが常ですが、

イギリスは、

英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国

なんですね、正式には。

ブリテン島の「イングランド」「ウェールズ」「スコットランド」そして、アイルランド島の「北アイルランド」の4つの地域から構成されていて、

本島の周りに、日本と同じように、小さな島々がたくさんあります。

 

S.E.H KELLY があえて「ブリティッシュ アイル」と表現しているのは、

その小さな島々にも小さなミルがあって、その人たちと作りあげていることを大事に思っていてのこと。

それぞれに、昔から続く技法で、糸をつくったり、生地を織ったり、、

そんな人々と、その土地への愛情が含まれているのだと思います。

 

そのS.E.H KELLY の今春夏コレクションに

今回、お店をあげて、ぐぐっとフォーカスして、ご紹介してくださるのが

ジャーナル スタンダード 神戸店さん!

そこでそのシーンを、よりストロングに、と

リミテッドな商品が実現、

3月8日から神戸店さん、での限定販売いたします

 

PROTECTIVE RIPSTOPという新素材で、

定番の1つボタンのテーラードジャケットとトラウザーです。

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詳細につきましては、お店のブログをチクン、してください!

限定商品について、話ていただいています。

blog.baycrews.co.jp

 

なんだかうるっときそうなことを書いてくださっています。

ありがとうございます!!!

 

S.E.H KELLYは毎シーズンテーマがあって、という服作りをしていません。

既存の型は細部にアップグレードをかけ、いかに着易くなるか、素敵になるか、

に取り組んでいます。

新型はずっと続く型になるよう、研究を重ね発表しています。

 

春夏のルックブックにあった、メッセージを今日は皆さんに

お伝えしたいと思います。

すこし、長くなりますが、彼らの言葉をぜひ読んでみてください!

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S.E.H KELLY  SS 2018   LOOK BOOK のコメントより

 

ここには、キャットウォークなんてない。照明もない。

ルックブックの撮影場所は、ガーメントを生産している、清掃されていない工場裏。

モデルは(言わないほうが良いと思うけど、)実際にはモデルではない。

ファッションショーでもない。 (↑ ポールです。)

照明、音楽、見た目が良い面々という点でもし考慮するならば、つまらないもの。

これらの服はスポットライトを浴びるために作られたわけではなく、写真栄えなど毛頭にないのです。

ここにある服は、着る者の日々の生活に特化してイメージされ、デザインされ、向上され、また、毎シーズンごとに精力的に改良されています。

それらは、着る喜びを与え、使用することに満足感を覚えるように作られています。

主に内側や、コートの肩部分の軽さであったり、座った時に感じるズボンの内側のゆとりの部分、手首の軽いカフグリップであったり。

もちろん外側にもと願わないわけではないけど。

例えば、ポケット位置の直線さや、不可解な肩の部分の仕様や、荒い生地感。

しかし、それらは、30歩下がった位置からのカメラのレンズではなく、

気をつけた自身の目で実際に知覚されるべきものであり、評価されるものである。

着るもののサイクルは1シーズンではなくなったということを忘れないで欲しい。

もっと長くなっていくでしょう。ここに載っている服たちは、長持ちするように作られています。

先シーズン手に入れたものの簡単な補強になったり、また次のシーズンだったり

そのまた次のシーズンのものであったり。

Brushed canvas trousersは、昨年の冬のウールピーコートと相性が良いし、

hopsack union clothのジャケットは、次に登場するモレスキンのシャツと完璧に合うでしょう。

夏の短い間だけではなく(英国ではそうなりがちだけど)、

一貫性を持った色合い、質感、デザインによって、着る人が望むかぎり長く着ることができるように。

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彼らはモードや過度なデザイン、スタイルを否定しているわけではありません。

ただ、彼らなりの日常の感覚がまっとうにシンプルに服作りに表現されている、ということだと思います。

 

 

神戸のみなさま、

近県のみなさま、

ぜひ、お立ち寄りください。

 

 M