春物情報 PERSONAL EFFECTS とサスティナブル
サスティナブルつながりで、
ロンドンのメンズブランド Personal Effects は
” less is more " という信念が根底にあるブランドです。
より少ないことはより豊かなこと、
慎重に考慮された製品に、新旧の良さを取り込んで
注意を払って調達した素材と、先立つ歴史や文化、経緯を織り込んで
日常のものを作り上げる、
そう、彼ら(デザイナーは2人です)は
別々の仕事をしていたサーフィン仲間でしたが、
その思いでつながり、このブランドを誕生させる至ったのです。
海の男なので、
自然に対しての想いがあります。
なるだけ無駄を出さずに使い続ける。
そんなことからも、ガーメントは生活全体に溶け込み、
欠かせないもの、仕事や休息の時も、旅の時も、
ずっと付き合っていけるもの。
単調な毎日の中に冒険への本能を少し加えて、、。
そんなブランドの春夏は、1950年代の牛乳配達人、酪農家の精神をオマージュにしています。
クラシックなユニフォームへの今の解釈、そんなコレクションです。
ご紹介するのは、
Float jacket コットン100%
ロンドンっぽい、ハリントンジャケットのPE版
両サイドのウェルトポケットに胸のフラップポケット
ポイントとして目立つボタンは
ミルクボタン
20世紀初頭に開発された牛乳中のたんぱく質成分から作られる天然素材ボタンです。
パジャマじゃないですよ、シャツですよ、
のストライプシャツ。
いずれもその当時のユニフォームから受けるインスピレーションからの
商品です。
さわやかな印象と彼らの肩に力の入っていない自然体を
感じていただけるかな、と思います。
ジェームスとロビン、2人が作る最小限で最大限の世界に
これからもお付き合いいただけると嬉しいです。
M
春物情報 CABINETとサスティナブル
CABINET はロンドンのブランドです。
デザイナーのともこさんはニットの先生もこなす、ニットのスペシャリスト。
ブリティッシュアルパカは秋冬の顔となります。
では、春は、、
インドの手織り KHADI COTTON のシリーズになります。
KHADI COTTONとは別名〝The fabric of Freedom″というのだそうです。
この名前の由来、以下のリンク、ぜひ読んでみてください!
ことの始まりは、人とのご縁から、、
織物のデザイナーであるアメリカの友人の一本の電話。
Sally Holkarさんによって設立されたインドのチャリティー団体”Women weave”と知り合います。
彼女の紹介してくれた美しい手織りの生地を見て、直ぐに、その生地、背景、全ての精神に魅了され、また、この団体の役割、手機織りを有益で、持続可能とする役割を果たすこと、特にインドの田舎に住んでいる女性達が堂々たる収入を得る手段のサポートしていること、に共感を得、このプロジェクトに取り組むことになりました。
それからこのKHADE COTTON をコレクションに使い始めました。
完成して届く生地は、すべて、現地でオーガニックコットンを使い、100%天然染料で染め、ハンドスピンし、手織りで生地にしたものです。
手織りなので時間をかけて1ロットが完成するため、生産量は少なく、
その価値を紹介したくて、すべてに織った女性の名前がはいったタグをつけています。
サスティナビリティは今、環境問題についてが先に歩いている日本ですが、
本来の意味、持続可能、続いていくように、続けていけるように、、
人も物も。
このブランドのアイデンティティーは持続させることの大切さ、だと言っています。
独自の繊維やナチュラルな糸や生地を使いながら、小さな地域特有の、家内制工業での生産というモデルの追求がコレクションをつくる際、深い部分にあります。
好きなもので、それができれば、
それは最強。
幸せの連鎖を、見えないものでも、小さいながらも願ってやみません。
M
春夏もの第一弾 FRANK LEDER
FRANK LEDER の今春夏からスペシャルアイテムのご紹介
HARMIT JACKET です。
シンプルなコットンのジャケットですが、
内側にはハーミットの世界が広がっています。
色はモスグリーン。近づいてみると、このような繊維感。
春のアウターに最適です。
内側には両サイドにポケット。
古いポストカードのプリントにビンテージウッドボタン。
そして、ボックスに入ってきます。
今シーズンは2019-2020秋冬コレクションから続いた物語。
秋冬は閉ざした空間にいる一人の「孤独な男:ハーミット」を紹介しました。日ごろの生活を離れ、集中するために部屋に篭る男、自然の中に篭る男、人里離れ、孤独を愛し、絵を描いたり、書き物をしたり、世俗から離れ自身の内側に語りかける、そんな男の物語がインスピレーションでした。こうして始まった物語がSSコレクションで完成されます。
制限された空間/部屋(「カマー」)でハーミットを視覚化した前シーズン、今シーズンは、森の風景の広大で孤独な場所での彼を表現します。 ハーミットは洞窟/エルミタージュ(「クラウス」/庵)に一人で住んでおり、周囲に囲まれる岩塊や丘陵地帯に奇妙で象徴的な彫刻を刻む、忙しく働くアーティストという設定です。
フランクは古い書店で、18世紀のアウトサイダーアーテイストについて書かれたヴィンテージ本を見つけます。
その白黒写真は素晴らしい場所でした。
調べ尽くしてたどり着いたそこは、チェコのプラハから1時間、ボヘミア山脈にありました。
1845年ごろから、名もないアーティストが籠って、チェコの伝説や物語を岩層に刻んだ場所でした。チェコでもあまり知られていない場所だったそうです。
フランクが魅了されるのがとてもわかる気がします。
俗世間的なもの、
名声や名誉、一般的な価値観を求めて作られたもの、とは相反する足跡です。
撮影の時に行き会ったのは、きのこ取りに来た地元の人だけだったそう。
世間や人の価値観は、さまざまです。
好きなことを追求する人がマツコさんの番組にでてますが、
ほんとうに尊敬します。
好きってすごいです。
ちなみに昨晩、袋麺の放映を見て、すぐググってみたら、
全て売り切れ。
マツコさん、おそるべしです。
FRANK LEDER のファンの方も結構、こだわり派が多いのです、、
好きでいてくれてありがとうございます、といつも思います。
ありがとうございます。
M+スタッフ一同
秋冬物のバイイング
どこもここも、
newsではいいニュースが聞かれません。
これは、しくしくと、こつこつと日常を違えず、
やっていく、ってことしかないか、と。
ということで、
AW2020-2021 MENS COLLECTION のバイヤー用展示会を
開催しているマッハ55でございます。
春夏ものがそろそろ、店頭で並び始めることですし、
明日から、春夏もの紹介をしていこうと思いますので、その前に、
今日は、秋になったら、オリンピックの余韻を楽しみながら、
お買い物などできますように、と願いも込めて、ちょっと、先出。
ちょい見、お願いします。
FRANK LEDER
秋冬はたまらないファブリックがでてきます。
PERSONAL EFFECTS
イギリスっぽいアイテムがそそります。
そして、秋冬にだけ登場するメンズニットブランド Note&bookは
いい色合い!
他には
SEIL MARSCHALL
CHARLIE BORROW
CANTON XX
MASTER&Co.
もご覧いただいております。
お取引のメンズの皆様
ぜひ、いらしてくださいませ。
お客様
どうぞ、楽しみにしていただけると幸いです!
M
マスター&コー 新作
レディースアウターのススメ 明日は雪かも?!
こんにちは。
本日よりサンプルセールです。
明日までの2日間限定ですので、お見逃しのないよう駆け込んでください!
今日から明日にかけてぐんと冷えるようなので
おススメのレディースアウターをメインに+aとともにご紹介いたします。
イギリスブランド、コレニモより
このシーズンの新しい形、ダブルのフルレングスコートです。
MOON YORKSHIRE TWEED
あたたかみのあるメリノウールの生地は老舗のMOON社からのもの。
ドロップショルダー、AラインシルエットがきれいなワイドPコートです。
ライニングにはヴィンテージ生地、
ボタンはホワイトがコントラストでポイントになるリアルレザーボタン。
インナーにはシープスキンのベストを。
これめちゃくちゃ可愛いです。
1950年代のミリタリーベストをベースに、コレニモ風にアレンジしたもの。
こちらもリアルレザーのボタン。
ボトムスには英国、brisbanemoss社のロイヤルブルーが鮮やかなコーデュロイのスーパーワイドパンツ。
たっぷりの生地分量で共地のベルト付き。
スタイリングに存在感を与えてくれます。
続いてドイツのメンズブランド、FRANK LEDERが手がける、
レディースに向けたオフィサーコートを。
ブラックの厚地のウールとかなりシェイプのきいたシルエットが
凛とした女性らしさを演出してくれます。
ネックにはカシミアのストールを◎
袖裏を折り返しても可愛いです。
メンズのアイテムを女子が着るのも、大いにアリです。
こちらもFRANK LEDERより、先日のブログでも登場した毎年秋冬に展開する、
どこか懐かしさも感じられるハンドニットのシリーズ。
オーバーに着て良し、かなり厚みがあるのでニットアウターとして
ローデンウールのワンピースに合わせました。
ドイツ、バルト海沿岸で昔ながらの牧羊を続けている羊使いから購入している、
オーガニックなかなり毛足の長い羊毛を用いて作られています。
今も残るまさに本物の伝統的な羊使いを踏襲しているのです。
まだまだあれこれ紹介したいものばかりなので、
スタッフとおしゃべりするだけでも、みなさんセール会場にいらしてください。
改めましてですが、サンプルセールの半年に一回のこの機会は
DMをお持ちでない一般の方も、
入り口のご記帳台にご署名いただけましたらご入場いただけます。
残すところ2日間です、お待ちしておりまーす!
N+STAFF