寒い!こりゃもうコートだ。
寒いです。
一気に、コートを取り出した方も多いのでは。
ということで。
コートのご紹介をすることに。
FRANK LEDERからは、
ちょっと個性的なヒト品を。
シェラドミンガーの素材をベースに、
センターにブラウンの生地を配した
男くさい?タイプのコートを。
襟元のレザーベルトは取り外し可能。
フロントはトップボタン以外は比翼になっていて
グレーの飾りボタンが並んでいます。
内側にも大きなポケットは一つ。
コートかけ用のストラップはレザーです。
そではストライプのライナー。
フランクにしては、正面切ってデザインが感じられるタイプ。
シェラドミンガーはフランクが良く使う素材。
生地の名の由来は、
シュラドミング地区で織られた生地だから。
それは、オーストリア中央部のスタイヤーマルク州にある山の町
古都ザルツブルグからは車で約1時間の距離。
厳しい山で過ごすために使われていた圧縮のウール素材で
純羊毛(天然のウール)は通気性が高く、
殺菌効果があり、帯電を防止するといわれ
特に加工を加えなくても風雨を防ぎ、
厳しいコンディションでの保温性があり、
リサイクルが可能な自然素材です。
この厚みから、現地では、
通常、洋服より違う用途で使われることが多い生地です。
この生地のコートですから、
そりゃ~
あったかいです。
質実剛健な感じの男コート。
いかがでしょうか?
そしてS.E.H KELLY からは、
今日は、超定番のこれを。
ベンタイルのカーコート
ステンカラーコートともいわれる形ですね。
がしかし、なんと、ステンカラーコートとは、和製英語。
で こちらは、SEHKではカーコートと呼んでいます。
正式にカーコートは車に乗る時のコートってわけですから、
もう少しショート丈で、スポーティな感じのコートに
使われることが多いようです。
では、なぜ、これがカーコートか。
それは、
このベンタイルのバルマカーンコートがあるので!
比較すると、確かに、丈は短いのです。
バルマカーンコートとは、
スコットランドの地名から、
その地で、キツネ狩りがスポーツ的趣味が盛んだったといわれ、
その際に着用したアウター、そこから語源がきています。
ウォーキングコートという呼び方のコート群。
厳密には、
カーコートもバルマカーンも 襟や袖などの定義がありますが、
そこは、SEHK の感覚でデザインされています。
始めのベンタイルは、超オーソドックスな(SEHKの中では)タイプ
次のものは、キャンバスに織り上げたベンタイル
少し、厚みが加わり、素材感もざらっとした表情になります。
いずれもコットン素材。
現代は、新しい機能的素材が沢山ありますが、
天然のコットン素材で、機能が加わっていること、
それが彼らの求めているものに近く、
ベンタイルを使い続けている理由でもあります。
ベンタイルは英国発祥の生地。
今まで何度か説明しておりますので、省きますが、
彼らの生地への探究が認められて、
英国ベンタイル社と生地開発まで一緒にやらせていただいており、
このベンタイルキャンバスは生まれました。
ドアップはこんな感じ。
すでにお店には入っています。
どうぞ、お試しください。
info@mach55.com
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