寒い、こりゃほんとにコートだ!
ということで、
今日も東京は雨、
バリサムです。
で昨日に続き、
コートアゲイン。
しかたない、今日は、これをだしちゃいます。
ウールのロングコート。
今シーズン、一番丈の長いコートです。
深いグリーンとブラウンのミックスウール。
フランクが好きな色の混ざり具合ですね。
よく、この系統の色の生地を見つけてくるものだと、、、
アップ、見てください。
グリーンが織り込まれているのがわかりますね。
ぎゅーと圧縮している生地ですから、
イスの内側に使われている堅牢な生地のようです。
裏地はブラウンのリネンコットン
表地が重量感があるので、内側は、リネン混で軽めに。
両サイドにポケットあり。
裏地にリネン、冬なのに?
とフランク サポーター以外の方はびっくりされると思います。
リネンはフランクにとって、通年素材。
ヨーロッパでは、デニムがポピュラーになる前の話、
ユニフォームやワークウエアなど、
コットンとともに、リネン素材が多く使われていました。
リネンはもともと丈夫で自然で、通気性、保湿性など
すぐれた機能的素材としてガシガシ使われていたのです。
モデルが着たらかっこいいのはあたりまえ?
なので、、、
どうでしょうか。
そして、S.E.H KELLY からは
定番で人気のこれを。
これは2015年秋冬シーズンの写真です。
そして、以下が今シーズン。
違いがわかりますでしょうか?
写真ではわからないですよね、、、
生地は変わらず、somerset fox flannelを使用
fox brotherというダッフル用のメルトン生地を織らせたら
右に出るものはいない老舗ファクトリーです。
36時間のプロセスをかけてこの非常に分厚くて
でも柔らかい生地が出来上がります。
手作業で作られたトグルは継続
アップデイトの一つはトグルのロープ
3本取りのダブルツイスト
長年使ってもヨレなく歪んだりしないように。
スプリットスリーブで動き易く
ヨークの下には、隠しポケット。
ピークドフードスタイルはパターンの技術で
綺麗なライン。
ダッフルコートは学生、的な印象を持つ方も多いですが、
大人ならでは、
着こなしていただきたい。
スーツにダッフル、って、
一部女子には、キュンコーデだと思います。
あ、あんまり、そこで、きめきめせずに、
さらっと、ですよ、あくまでも。
では。
秋はあっという間におわっちゃたけれども、
藝術と食欲の秋を惜しんで、
お出かけしまっしょう。コート着て。
よい週末を!
M