オタ話 つづき

今日は曇り。

気象予報士の方も、天気オタクからなられた方も多いでしょうか。

 

今日は、S.E.H KELLY のオタ話。

サラがサヴィルロウ出身ということは、もうご存知の方がいることですが、

その出身のおかげで、

多くのマエストロとつながりができ、

その中でも、おじいちゃんのパターンカッターさんの話がよく出てきます。

その先生(と呼ばせていただきます)は、サヴィルロウを引退された方。

その方を引っ張り出して、やっていただいているのですが、

先生のおかげで実現できた軌跡が彼らの服には多くあります。

 

SOME BRITISH MAKERS というニュースペーパーを出していますが、

その方とのことについて出したVOL.8 から

彼らが手を尽くして実現したジャケットやアウターでのサドルショルダーについてを。

 

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サドルショルーダーはニットではよく見られるショルダーだそうですが、

これをジャケットやコートに採用。

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その手間や美しく上げるのが難しいことから、あまり布ものでは見られません。

構造の利点は、肩から頭への加重の負担を軽減、

肩前面と背面からの美しいドレープ(ラグランスリーズ)は

インセットスリーブによって、綺麗なラインのまま、スリーブに流れます。

 

実際、肩がなくて、とか肩がはってて、、とかいう方々にも、

うまくフィットするようです。

 

卓越した技術は執念を表す、、と。

約50年もの間、毎日、毎週、毎月、と考えつくし、

苦労と骨身を惜しまず、精をだして働くこと。

満足するまで、テストし、トライする。

 

これは、このマエストロへのSEHKからの賞賛の表現ですが、

SEHKも、そうありたい、と思うからこそ、

定番アイテムもアップデイトを繰り返し続けています。

 

わたしたちも、

最上級の職種オタク、

エストロにはなれなくとも、小さなこだわりをもって

愛を注ぐ小オタクとなって、持ち続けて、続けて、続けて、、とありたいものです。

 

・・・・

さて、たまには、

余談。

オタク映画といえば、「電車男」

2005年の映画ですよ。もう、13年も前、

知らない人も多いのかな~

秋葉系オタク男子とお嬢との恋の映画です。

でなぜ、この映画か、というと、

オタク男子が恋するお嬢の彼女に、「エルメス」という呼び名が付いているんです。

ここが、つぼじゃないですか?

なぜ、「○トン」や「○ッチ」「○ラダ」じゃない?

お嬢の雰囲気がこれできまる。

そこが妙を得ていると思うわけです。

イメージって大事ですよね。

そして、主演の山田孝之さん、

まさに、今の作られたオタクイメージのまま登場するんですけど、

まったく合いそうにない2人を

なぜか、この恋をみんな応援したくなるんすね。

 

山田さんといえば、マンガが原本、映画「闇金ウシジマくん」

(休止中ですがマンガ部員のため、マンガにつながる、、)

マンガのウシジマ君は大きくて、怖い感じ、まんま、

だから、山田さんが主演ときいて、「え」と思ったわけでした。

男前だし。

けど、役者さんってすごいですね。

見てて違和感なくなります。

どこか、きゅん、とさせる役者さんです。

でも、ウシジマくんファッションはマンガのまんま、ずる、っとしてる。

ここがまた、イメージはまる。

服のイメージで大切です。

 

今、ドラマはマンガ脚本が多いんですけど、

マンガ「オタクに恋はむずかしい」が流行ってるんですよ、

と聞いていたら、テレビも始まるそうです。

TVアニメ「ヲタクに恋は難しい」公式サイト

オタク同士のラブコメディだそうです。

読んでないんですけど、、。

オタクも市民権を得てるな~と思ったら、

超深夜放映でした、、

まだまだ、でしたかね、、、

 

では。

M