ツィードといえば、英国!といえば、S.E.H KELLY
先ほど、お電話でお問い合わせをいただきました。
うれしいです。
お電話いただきましたお客さま、ありがとうございます。
お目が高い!っす。
そのお問い合わせいただいたアイテムは、
S.E.H KELLY のDONEGAL HERRINGBONE TWEED BALMACAAN COATです。
ドネガル地方で織られるツィードはドネガルツィードと呼ばれていますが、
ネップが入るのが特徴です。
このネップは、昔はその地区が豊かな状況ではなかった歴史的背景に基づいています。
節約を心がけることで、短い糸や、糸くずも余さず紡いでいく過程で
このドネガルツィードのネップがうまれたのです。
この生地を織っているミルは、6世代も続いている家族経営のミルで
今も親子で織り続けているスペシャリスト。
その地域の歴史と伝統と技術が、今のドネガルツィードにスペシャルな存在感を与え、それを守りぬく人々がいる、、、それが、この遠い日本ででさえ、
その生地感に見せられる人が生まれる理由ではないでしょうか、、。
その生地を使ったバルマカーンコート。
襟元はスロートラッチ、風を防ぎます。
表のポケットはウェルトポケット。
内側は両サイドに大き目のフラップポケット。
Ipad mini はゆうに入りそうです。
そして、ライナーは背抜き、充分、一枚で暖かいので、、、厚地でゴワゴワ、それに重くならないように。
熟練したパターンナーさんいわく、
重い冬のコートも、厳密な設計パターンで、首と肩にバランスよく
比重をかけることで、その重みを感じさせないコートとなるそうです。
今月号の雑誌、2nd に登場、「英国特集」で
とても詳しく、説明いただいています。
ぜひ、手にとって読んでくださまし。
10年20年と長く付き合っていただきたい。
おじさんになっても、
おじいさんになっても、。
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