秋すぎし、の冬来たり。アウターだ!メンズ編
なんと、一気に、寒いです。
ショールームも暖房ですよ、、
キタ~~、と
モータ踊りをするくらい、
寒さはおしゃれに勢いをつけますぜ。
ということで、今日は、アウターのご紹介をば、メンズ編。
FRANK LEDERからは、
いっちゃおうっかな、このアイテム。
「ボンバージャケット」です。
日本では、こうゆう形って、「ブルゾン」って呼ぶじゃないですか。
あちらでは、こう呼びます。
ボンバージャケットとは、
フライトジャケットの1つ。
ボマーbomberとは、「爆撃機」の意。
第二次世界大戦中、米国空軍の乗員に支給された皮革製の丈の短い上着、ジャンパーを指している、、、そうで、
より詳しくはこちらから。https://www.fashion-press.net/words/313
という語源で短めの丈のジッパータイプはボンバージャケット。
FRANK LEDERの場合、
ワークウエアやアーミーウエアからのディテールなどを
取り入れることがありますが、
いずれも、まさに、それ、という感じでなく、
クラシックな素材に落としていくので、
ワイルドな感じにならず
これでもかな感じにもならず、
いい塩梅です。
このボンバーにはフロントにコッパーのジッパー。
色目とゴツサが、スクエアチェックのパターンと相まって
フランクらしい一品になっています。
内側は、ニットのような凹凸感あるブラウンウール。
表生地がしっかりしている反面、内側は柔らかく。
すこし、小さ目をきゅっと着ても、
大き目に古着っぽく着ても
あなた次第でございます。
そして、S.E.H .KELLY からは、
ダッフルコートでしょうか・。
ここに飛んでいただければ、
いつもの、S.E.H KELLY らしい、細かな説明が読めます。
英語の勉強!
ついでにぜひ。
DUFFEL COAT とは
そもそも、厚い起毛の生地で、トグルでループにとめボタン代わりに
フロントを留めるショートコート。
もともとはベルギーの町の名で、そので織られた毛織ものがダッフルと
呼ばれたことから。
英国海軍で使われていて、これもアーミー起源がプラスされた、
もっと、もともとは漁師のウエアで、ワークウエア起源なのです。
海の男だからこそ、手袋をつけたままでも
外しやすいボタン⇒トグルになったわけです。
このトグルはハンドメイド。
ひとつひとつ削り出しています。
生地はサマーセットのフォックスブラザーというメルトン生地では
著名なファクトリーから。
とても分厚いのに、柔らかさを感じるのは、
36時間ものプロセスをかけて織られているからです。
前はセットイン、
後ろはラグラン、という、前も説明いたしましたが、
スプリットスリーブになっていて、
動き易さは、ばっちり。
といった説明が上のリンクで、もっと細かに確認できます。
ぜひ、チェックしてみてください。
S.E.H KELLY はウェブの写真やルックブックの写真など、
全て、2人で撮っています。
サラとポール、2人で、全てをやっているブランドなのです。
大事に大事に、生地から、ボタンから、、
足で稼いで、頭つかって、体も動かして、、
英国の地で、
自分達のブランドをしっかり、地に足つけて
こつこつやってます。
フランクも実は、ほとんどを一人でやっています。
双方ともに、
一見ハデなブランドではありません。
だからこそ、着心地と感覚で、
好きなって下さる方が、増えると、
本当にうれしいです。
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